2025年4月 Akagi Lab 活動紹介～創立5周年の節目と新たな一歩

桜が満開を迎えた4月。Akagi Labにとっては創立5周年という記念すべき節目であり、新メンバーを迎えて新たな一歩を踏み出す季節となりました。これまでを振り返りから新年度の準備、そして授業開始まで、研究室では様々な活動が行われました。

■Akagi Lab創立5周年を迎えて

Akagi Labは2020年の創設から5周年を迎えることができました。この節目を記念して、各年を代表する瞬間を1枚ずつ厳選し、5年間の成長を振り返えりました。研究室の歩みを一つのストーリーにすることで、多くの学生が羽ばたいていったのだと、改めて実感することができました。次の大きな目標は「AIM FOR 2030: 10th ANNIVERSARY!」です。これまで研究室を支えてくださった学内外の皆様への感謝の気持ちを忘れず、これからも成長し続ける研究室を目指していきます。

■2025年度の新メンバーと桜の下での集合写真

2025年度も新たなメンバーを迎えてスタートを切りました。恒例となっている集合写真では、全員が「Akagi Labポーズ」で記念撮影を行いました。残念ながら当日は曇り空でしたが、想いでの１枚を撮影できました。

■入学式と辞令交付

福岡工業大学の入学式は穏やかな天気に恵まれました。進学先として本学を選んでくれた新入生の皆さんに感謝するとともに、心からのお祝いを申し上げます。

また辞令交付式では、昨年度に引き続き今年度も生命環境化学科の学科長を拝命しました。2年任期の折り返し地点を迎え、これまでの1年間、多くの方々のご協力のおかげで学科長職を全うすることができました。2年目となる今年度も、これまでの経験を活かしながら学科運営に携わりたいと思います。

■大学院生の中間発表会とバイオ技術者認定試験

新年度最初のアカデミックイベントとして、修士課程2年生の中間発表会が開催されました。当研究室からは3名の学生が出席し、これまでの研究成果を発表しました。全員が無事に発表を終え、いよいよ修士課程も後半戦に突入します。

また日本バイオ技術教育学会による「バイオ技術者認定試験」において、Akagi Labから2名の学生が上級バイオ技術者認定試験に合格しました。初級から上級までのランクがある中で、最も難易度の高い上級試験での合格は、学生たちの努力を示す素晴らしい成果です。今後のキャリア形成においても大きな強みとなると思います。合格した皆さん、おめでとうございました。

■授業開始と実験テキストの完成

いよいよ授業も本格的に始まりました。特に実験科目では、生物化学実験と生命科学実験のテキストが新たに完成し、充実した内容での実験科目が始まりました。2年生ではPCRや細菌のグラム染色など基礎的な技術を、3年生ではリアルタイムPCRやウエスタンブロット解析などより高度な技術を、段階的に習得できるカリキュラムとなっています。福岡工業大学生命環境化学科の学生実験では、先端生命科学の必須技術を確実に身につけることを目指しています。

これらの実験テキストでは、各実験手順をQRコードからスマホで動画視聴できる機能を導入しています。「見て学ぶ」実験スタイルにより、複雑な技術もより確実に身につけられるようになっています。履修者の皆さんには、この新しい学習方法を大いに活用していただきたいと思います。

5月も様々な活動を予定していますので、次回の活動報告もどうぞお楽しみに。

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