2025年5月 Akagi Lab 活動紹介~新緑の季節と人とのつながり
- Akagi Lab
- 6月5日
- 読了時間: 3分
新緑が美しい5月。キャンパス内の植物たちもどんどん育ち始め、生命力あふれる季節を迎えました。Akagi Labでは、卒業生との再会、新たな出会い、そして恒例のイベントなど、人とのつながりを感じる1ヶ月となりました。
■キャンパスに広がる植物たちの成長
5月のキャンパスは、まさに植物たちの成長の季節です。キャンパスの中央にあるおとめが池の周りには様々な植物が青々と茂り、校門の入り口では大きなクスノキが学生たちを迎えてくれています。
特に面白いのが、キャンパス内に咲くツツジの花々です。中には珍しい花弁をつけるものもあり、白い花弁に少しだけ赤色が混じる不思議な模様を見せてくれます。この現象は、実は「動く遺伝子」として知られるトランスポゾンの影響によるもの。植物の中でトランスポゾンが動くことで花の色に変化が生じ、このような珍しい模様が現れます。生命科学を研究する私たちにとって、身近な場所でこうした遺伝学的現象を観察できるのは、とても興味深いものです。
■卒業生の訪問
連休を利用して、今年3月に修士課程を修了したばかりの卒業生が研究室を訪ねてくれました。現在は鹿児島でCRO業界に身を置き、新薬の安全性評価に携わっています。研修期間も終わり、ようやく一息ついたところだそうですが、忙しい毎日で落ち着いて食事もままならない状況とのこと。社会人としての第一歩を踏み出したばかりの彼の頑張りを頼もしく思う一方で、健康には十分気を付けて、研究室で培った力を社会の中で発揮してほしいと思います。

■新たな出会いと交流
また別の日には、大阪から企業の方がお越しくださいました。食品加工施設関連のお仕事で福岡にいらしたその足で、わざわざ私にも声をかけてくださったのです。博多でゆっくりとお食事をご一緒でき、貴重な情報交換の時間を過ごすことができました。こうした産学連携の機会は、研究室にとって大変有意義なものです。
■恒例のBBQ大会
5月の大きなイベントといえば、毎年恒例のBBQ大会です。今年もお隣の奥田研究室の皆様と合同で開催し、総勢30名ほどが参加しました。あいにくの小雨模様でしたが、本学の立派なBBQ施設は屋根付きのため、天候を気にすることなく楽しい時間を過ごすことができました。
本学のBBQ施設は本当に素晴らしく、食材さえ準備すれば、炭も鉄板も網も着火剤もすべて用意されています。これほど恵まれた環境を持つ大学はなかなかないでしょう。研究室の枠を超えた交流が実現し、学生たちにとっても貴重な親睦の機会となりました。
■Akagi Labウエアが到着
研究室では待望のAkagi Labウエアが到着しました!今年は研究室メンバー全員で発注することとし、11名分、計11着のTシャツやポロシャツ、そして色とりどりのAkagi Labロゴマークが揃いました。これまでは希望者のみの発注でしたが、今年は全員参加での初めての取り組みです。
7月に開催される本学のオープンキャンパスでは、Akagi Labも研究室紹介を行います。当研究室の学生たちは、このお揃いのシャツを着て来場者の皆様をお迎えする予定です。統一感のあるウエアで、研究室の一体感もより一層高まることでしょう。
■5周年を祝う胡蝶蘭の開花
当研究室が始まって丸5年。研究室開設のお祝いでいただいた胡蝶蘭を大切に育て続けています。この春、再び茎が伸び始め、美しい白い大きな花を5個つけてくれました。さらに4つの蕾もあり、これからの開花が楽しみです。まるで研究室の5周年をお祝いしてくれているかのような、タイミングの良い開花にとても嬉しく思います。
5月は新緑の美しさとともに、人とのつながりの温かさを改めて感じる月となりました。6月も様々な活動を予定していますので、次回の活動報告もどうぞお楽しみに。
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