top of page

2025年6月 Akagi Lab 活動紹介~史上最も早い梅雨明けと研究室の大きな成果

  • 執筆者の写真: Akagi Lab
    Akagi Lab
  • 6月28日
  • 読了時間: 3分

福岡を含む九州北部は、6月8日に梅雨入り、そして6月27日には梅雨明けを迎えました。九州北部では、これまで6月の梅雨明けはなく、史上最も早い梅雨明けだったそうです。短い梅雨の期間でしたが、研究室にとっては記念すべき大きな出来事がありました。


■キャンパスの自然環境と梅の実の季節

福岡工業大学は、福岡市の中心部からアクセス良好でありながら、豊かな自然環境を併せ持つキャンパスです。キャンパス中央の「おとめが池」を中心とした遊歩道では、四季を通じて様々な植物を観察することができ、現在の6月は新緑、梅の実、紫陽花が美しい季節です。キャンパス内には竹林やフェイジョアなど様々な植物が育ち、学生の学習環境としてはもちろん、教職員にとってもリフレッシュできる貴重な空間です。


6月は梅の実がなる季節。昨年より、この時期に梅酒をつけて、3月の卒業式に梅酒で乾杯するイベントを始めました。今年は比較的簡単に梅の実を購入でき、仕込みも無事完了。卒業式までの楽しみが一つ増えました。国内ではコメ不足が深刻で、新米5kgが4000円台になるなど食材価格の高騰が続く中、梅酒づくりは研究室にとって小さな楽しみの一つです。


■17年ぶりの再会

アメリカ留学時代の友人で、現在「あつたの杜 整形外科スポーツクリニック」の院長を務める深谷先生とご家族が福岡にお越しくださいました。帰国後は別々の道を歩んできましたが、17年の時を超えても変わらない雰囲気で、まるで昨日からの続きのような自然な時間を過ごすことができました。アメリカで共に過ごした日々が、今でも大切な財産であることを改めて実感しました。深谷先生、ご家族の皆様、素敵な時間をありがとうございました。


■CMKL大学学長のご訪問

CMKL大学のSupan学長が福岡工業大学を訪問してくださいました。Supan先生とは以前よりBMEiCON2023やKMITL訪問を通じて交流を重ねてきましたが、本学でお会いできたことをとても嬉しく思います。本学の槇田先生も一緒に記念撮影を行い、貴重な国際交流の機会となりました。こうした学術的なネットワークは、研究室の国際的な視野を広げる重要な機会です。


■研究室始まって以来の最大のビッグニュース

今月、いや研究室始まって以来の最大のビッグニュースをお伝えできます。当研究室の修士課程の学生さんの論文が見事に受理され、今月早期掲載されました。タイトルは「Genotype-phenotype correlations in specific granule deficiency: Loss of DNA-binding ability and impaired nuclear localization cause severe manifestations due to the c.655_665del CEBPE variant」で、英国免疫学会誌のClinical and Experimental Immunologyに掲載される予定です。


この研究はインドとの国際共同研究でもあり、これまでの学生さんたちや学外の共同研究者の協力もあって、みんなの努力の結晶が実を結びました。当研究室のような大学生主体の小さな研究室でも論文を出すことはできるということを証明できたのではないでしょうか。実はこの他にも論文を投稿しており、ちょっとずつ成果が出始めています。正式に出版されたら祝杯をあげる予定です。


■夏に向けて

今年の夏も暑くなりそうです。これからは期末試験の時期を迎えますが、体調に気を付け万全の体制で夏を迎えましょう。研究室にとって記念すべき6月となりましたが、この勢いを維持して、さらなる成果を目指していきたいと思います。


6月は短い梅雨の中でも、大きな成果と温かい人とのつながりを感じる月となりました。7月のオープンキャンパスに向けても準備を進めていますので、次回の活動報告もどうぞお楽しみに。


←5月号    7月号→


Comments


092-606-3779

福岡県福岡市東区和白東3-30-1 A棟5階 5020号室

©2020 by Akagi Lab. Wix.com で作成されました。

bottom of page