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第1回 当たり前すぎて、気づいていないだけ ―自分の価値観は、すでにそこにある―

  • 執筆者の写真: Akagi Lab
    Akagi Lab
  • 8 分前
  • 読了時間: 4分

■「あなたの価値観って何ですか?」

こう聞かれると、多くの人が固まってしまいます。「えっと……お金?安定?」などの答えが出てくることもあります。でも、それは本当に自分の価値観でしょうか。


■「価値」=「お金」じゃない

「価値」という言葉を聞いたとき、多くの人は「お金」や「損得」で考えてしまいます。「このスマホ、売ったら3万くらいの価値はあるかな」といった感覚です。


でも、ここで言いたい「価値観」は全然違います。

価値観とは、自分が大切にしているもの。

それはモノじゃなくて構いません。

時間でも、人間関係でも、経験でも、考え方でも。

「自分がそれを大切にしている」という感覚、それが価値観です。


■気づかないのは「当たり前」だから

厄介なのは、自分の価値観は、自分ではなかなか気づきにくいということです。

なぜか。

それは、自分にとっては当たり前すぎるから。


たとえば、私は毎朝コーヒーを飲んでから仕事を始めます。忙しい日でも、それだけは省きません。「なんでそんなことにこだわるの?」と言われても、正直うまく説明できませんでした。


でも改めて見つめなおしてみると、この時間は、自分の頭を整えて、一日をちゃんと始めるための時間だと気づきました。私にとって「自分のペースで仕事を始めること」は、当たり前ではなく、大切にしていることだったのです。


自分の価値観とは、こういうものではないでしょうか。あまりにも当たり前すぎて、「これが自分の価値観だ」とはなかなか気づけないのだと思います。


■感情が動いたとき、価値観に気づく

では、どうやって自分の価値観を見つければいいのか。

一番シンプルな方法は、感情が動いた瞬間を振り返ることです。


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-友人がルールをいい加減にして、なんかモヤっとした

-バイトで理不尽に怒られて、めちゃくちゃ悔しかった

-忙しくても、読書の時間だけはどうしても削れなかった

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こういう瞬間の裏側に、必ず価値観が隠れています。

モヤっとしたなら、「自分は誠実さを大切にしているのかもしれない」

悔しかったなら、「公平さへのこだわりがあるのかもしれない」

読書を削れないなら、「学ぶことが自分の軸にあるのかもしれない」


価値観を「探す」より、これまでの「感情の変化を思い出す」ことで、意外と簡単に見つかるかもしれません。


■自分の価値観を知る意義

実は、自分の価値観を理解している人ほど、進路や人間関係で「なんとなくの違和感」に振り回されにくくなります。自分の価値観を知っておけば、それが迷ったときの判断基準になります。


■正解も不正解もない

価値観には正解はありません。間違いもありません。


たとえば私自身は、SNSで自分の活動や考えを発信することに大きな価値を感じています。自分という存在を世の中に知ってもらうことが、自分にとってとても大切なことです。

でも周りを見ると、「発信なんて恥ずかしい」「目立ちたくない」と感じる人もたくさんいます。


どちらが正しくて、どちらが間違っている、ということはまったくありません。それがまさに、価値観の違いです。


「成長」を大切にする人もいれば、「安心・安定」を大切にする人もいます。「自由」が軸の人もいれば、「つながり」が軸の人もいます。自分の価値観は、自分だけのものです。


■価値観は変化する

価値観は、一生変わらない固定されたものではありません。経験を重ねるごとに、少しずつ変化していくものです。学生のころ大切にしていたことが、社会に出てから変わることもあります。それは成長の証であって、おかしいことでも、ブレていることでもありません。


だから、「今の自分の価値観」を見つければ、それで十分です。

それに、すぐに見つからなくてもまったく問題ありません。「感情が動いた瞬間を思い出せない」「自分には価値観なんてないかも」と感じる人もいると思います。でも、それは価値観がないのではなく、まだ言葉になっていないだけです。


一人で考えるより、友人や知人との対話の中でふと気づくことの方が多いものです。


皆さん、最近、感情が動いた瞬間はいつでしたか?



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