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  • 執筆者の写真Akagi Lab

プレゼンの質

更新日:2021年11月27日

【プレゼンの質】


どこの研究室でも似たような形式を取っていると思いますが、当研究室のゼミナールでは学部学生(11名参加)によるプレゼンテーションを実施しています。


分生生物学の教科書を1冊選定し、数ページごとに担当学生を決めて、プレゼンファイルを作成し発表してもらいます。「1人1質問」とし、演者以外の聴衆学生は必ず1つは質問するルールがあります。


とりあえず一巡した時点で、学生が準備するプレゼンの問題点が見えてきました。そこで私から学生に3つのアドバイスをしました。


1.全体像を示す

 これは「プレゼンの目次」のようなものです。何をどこまで話すのか。聴衆には、まずは今日の発表の着地点を予め伝えることで、話についてきてくれます。プレゼンの要所要所で目次を示し、「今ここにいるのだ」を確認することも大切です。


2.文章から箇条書きへ、箇条書きから流れ図へ

 「教科書の内容を発表しよう」というテーマでしたが、教科書の文章をそのまま書き起こし、それをそのまま読むケースが見られました。それでは聴衆は惹きつけられません。

 まずは教科書の内容を文章ではなく、ポイントを箇条書きにしてみる。できれば、さらに文字数を減らして流れ図のような形式にする。こうすることで、聴衆の注意をしっかり惹きつけることができます。


3.まとめを示す

 全ての発表が終わって「以上です」と終わるのではなく、必ず「今日のまとめ」を示します。15-20分程度の発表だったとしても、プレゼン冒頭で話した内容は、聴衆は意外にも忘れているものです。思い出してもらうことで、全体像を再確認してもらいます。


さっそくこの3点に留意してもらい、二巡目のプレゼンに入りました。するとこの3点をプレゼンに取り入れるだけで、「プレゼンの質」は大きく向上しました。


なぜ「向上した」と思えたか。


それは、聴衆学生からの「質問の質」が向上したためです。より本質的な質問が出てくるようになりました。これは「プレゼンの質」が向上したため、聴衆が内容をしっかり理解したからこそだと思います。


二巡目はこの3点に留意してもらい、三巡目に向けて更なるプレゼン能力の向上を目指してもらう予定です。

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